ブログ | 東進ハイスクール新宿エルタワー校|東京都

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2018年 8月 14日 生徒の皆さんへ(伊藤)

 

 

皆さんおひさしぶりです!

東進ハイスクール新宿エルタワー校担任助手 伊藤広記です。

 

最近の僕ですが。

こんな深夜や早朝にもセミが鳴いてたかなぁ

セミも日中が暑すぎて時間帯を選び始めたのかなぁ

などとたわいもないことを考えてしまうほど

暑さにやられています

生徒の皆さんは是非体調管理等々気を付けて下さい!

 

さて今週と来週のブログのテーマは

「受付にいて感じること・どんな気持ちで勤務に入るか」という事なので

テーマにそった僕の考えをお話ししたいと思います。

 

受付にいて感じること【受験生】

受験生と低学年に分けましたが基本的に2つの感情を常に持っています

 

「1つ目は褒めたい視点」

単純にすごいなと思ってみています。よく頑張ってる!

高速基礎マスターにせよ受講にせよ

毎日校舎に来て長時間勉強をする

朝から晩までずっと集中して闘っている

そんな姿を見ていると本当に凄いなと感じています。だからそれをとにかく褒めさせてくれ!

といった感情で勤務していたりします。

 

また生徒の皆さんが一つ一つ出来ることや努力量が増えていくことを目の当たりにしている時

もっともっと褒めたいと思っています。

 

僕が凄いなと思っていることを伝えることで皆さんが少しでもモチベーションを上げてくれたらいいな!

と考え日々受付に座っています。

 

 

「2つ目は厳しい視点」

ただ褒めたい・凄いなと思うと同時に

もっと頑張って更なる高みに到達してほしいとも願っています。

 

それゆえに常に厳しい視点という事を意識してもいます。

もっと生徒が成績を上げるためにはもっと努力するお手伝いをしないといけない

そのためには次に何をやるべきかな何を言ってあげるべきなのかな?と考えています

 

高速基礎マスターを1000回やった→「凄い!」

→「けどもっとやれたらどうだろう?1日で2000回やれたらもっと成績あがるんじゃないかな?」

「1000回のやるスピードがもっと上がれば他の科目に時間が回せるようになってもっと成績あがるんじゃないかな?」

などなど考えていたりします

 

受付に居て感じること【低学年】

低学年の生徒に関して思うのは

1つです

「楽しく通って成長してほしいな!」

そういった視点でや考えでお話しをしています。

高校2年生や高校1年生にとって受験生はどんな風にうつっていますか?

ぴりぴりしてるや単純に年上だから恐いななどの感情もあるでしょうし、

塾って行きにくいと感じてる人も多いかもしれません。

 

僕はそういった感情を少しでも減らして

「今日ちょっと行ってみようかな!」なんて気軽に楽しく来られるような校舎であると

感じてほしいと考えています。

低学年の早い時期から塾に通い努力してくれている生徒を

合格に向かって共に頑張り

同時に

将来やりたいこと・なりたい理想像を考え定める事を出来るのが

低学年から東進に入学した人にあたえられるチャンスだと思うので

校舎イベントや夢・志イベントを紹介していたりします。

 

勤務に入る時に思う事

なんにせよ一番最後に頑張るのはみなさん自身ですが
 
その頑張りや努力をサポートし合格への伴走者になれるように
 
そして皆さんが社会世界に貢献する人財へと成長する過程を手伝えるように
 
頑張ろうと あれをしようこれをしようと
 
そんな気持ちで勤務に入っています!
 
また明日も、校舎でお待ちしていますね(^^)/
 
明日のブログは、木原担任助手です。
 
お楽しみに!
 
 
 

2018年 8月 13日 今、何を思うか(斎藤)

 

こんにちは、社員の斎藤です。このブログでは1か月ぶりの登場となります。

今週のテーマは「今、どんな思いで社員/担任助手をやっているのか」、となっています。今回は僕が今何を思っているのかを話していきましょう。

そもそも、僕が受験生の皆さんにどういう受験生活であってほしいと思っているか。それは「後悔のない受験をしてもらいたい」、ということです。

後悔のない受験ってどういう事でしょう?僕はやるべきことを全力でやり切った受験だと考えています。第一志望に受かるために色々やらないといけないことは多いでしょう。例えば高3生であれば今この8月はセンター試験や第一志望校の過去問を10年分やり、9月以降に弱点補強に時間をかけられるようにする必要があります。高1高2生であれば英数国の土台を固め、同時に将来どうありたいかを考える時期だと思います。そうした1つ1つのやるべきことを、確実にかつ全力にやっていくことが第一志望の合格に、そして後悔のない受験に繋がるのではと思うのです。

何故僕がそう言う思いを抱いたのか。もちろん僕の大学受験の経験がそこにあります。

大学受験において、僕は幸いなことに第一志望の東京大学文科三類に合格出来ました。受験も受けた大学は全部合格しました。ただ、大学に入ってしばらくしてやってきた開示得点(ちなみに東京大学は希望すれば入試の得点を開示してくれます。不合格者は合格発表の翌日に、合格者は発表から約1か月後に通達されます)を見た時に、結構な絶望を覚えました。自分の成績が合格最低点からわずか5点、しかもその年の文科一類だったらギリギリ落ちていた点数でした。その上、苦手な数学やそこまで得意とは言えない国語であまり点数が取れず、世界史やセンター試験といった自分が比較的出来る科目で点数を取っていたという現実を目の当たりにしました。

今まで苦手科目に対して時間をかけ、努力してきたのに、どうして点数に結びつかなかったのだろうか。自分の努力は果たしてなんだったのだろうか。そういう後悔が今でも残っているわけです。

何故自分が後悔することになったのだろうと考えた時、やはりやるべきことをやり切れていなかったのではないかと思うのです。数学であればもう少し基礎的な部分にまで見直していれば、国語であれば古典をより完璧に出来ていれば、英語であればもう少し英作文を対策進められれば。やらねばならないことをやり通したと僕が思ったのであれば、おそらく生まれなかった思いだと思うのです。

もちろん皆さんには第一志望に合格して欲しいですし、そのために必要な努力はして行く必要があります。しかし、それ以上に自分が3月に受験を終えた時に振り返って、後悔のない受験だったと言える受験生活にしてほしいです。そのためにもやらねばならぬことは全力でやり通して頂きたいです。そのためのお手伝いを僕たち社員や担任助手は全力でしてまいります。

まずは残り少なくなってきた夏休みを、後悔の無いように過ごしてください。それが後悔のない受験生活にしていくために今からできる第一歩だと思います。

 

明日のブログ担当は明治大学の伊藤担任助手です。お楽しみに。

2018年 8月 12日 リスニング対策!(吉瀬)

こんにちは!農工大2年の吉瀬です。

今日はリスニング対策について書きます!

 

実は僕が担任助手になって皆さんの成績を確認したときに一番驚いたのは

リスニングが全然取れてない!

ということでした。まだ勉強を始めてないから、、という人が多いのかもしれませんが、実は僕は学校で高校1年生から先生がリスニングの対策に力を入れてくれていたのもあり、はっきりとはわかりませんが、おそらく40点をきったのは高校に入ってから数回だけだと思います。

それだけにみなさんがあまり得点できていないのを見て、なにも対策をしていないんだろうな、、という残念な気持ちになりました。今日を期にリスニングの対策も進めてみてほしいと思います!

 

では、リスニングにおいて何が一番重要だと考えているかというと音を使った学習です。

基本的にリスニングに出てくる単語や文法事項は筆記試験ほど難しくありません。すなわち、しっかりと聞き取ることさえできれば解答することは難しくないのです!ということはリスニングの点数を上げるためには英語をしっかりと聞き取るための訓練をすることが重要だということです。

しかしリスニングなのに音を使った学習?とは思いませんでしたか?

これには

聞こえない音=言えない音

ということが関係しています。つまり逆に言えば

言える音=聞こえる音

ということですよね。

だからリスニングの力をつけようと思ったら

聞こえない音を言えるようにしていくということを意識して音読をしてみてください!

母音や子音だけでなくリエゾンなど自分が聞き取れなかった部分がどこなのかを問題文を見ながら分析して発音を理解しながらシャドーイングやリピーティングなどを繰り返し行ってください!

そうやって英語が聞き取れるようになったら点数もメキメキと上がっていくはずです。

これには直前に完成させようとするのではなくコツコツと音読を重ねていくことが必要です。

夏休みなら音読の時間も十分にとれるはずです。

早めに取り組んでみてくださいね!

 

お盆休み期間中も東進は通常開館です。

ご入学を検討の方、東進にご興味のある方はぜひ東進ハイスクールにお越しください!

 

明日のブログは社員の斎藤さんです!おたのしみに。

2018年 8月 11日 【理系必見!】 数学Ⅲの攻略方法

 

こんにちは!

 

上の写真は本日の英語特訓会の様子です!

 

1日中英語を勉強し続けました!参加者の皆さんお疲れ様です(*^_^*)

 

本日のブログは社員の宮沢が担当します(^^)/

 

最近暑い日が続いていますね。先日は台風等の影響で涼しくなったり・・・と気温の変化が激しいのでみなさん体調管理には気をつけましょう!

 

本日のテーマはタイトルにも書いてある通り数学Ⅲの勉強方法についてお話しします。

 

理系の皆さんは数学Ⅲを勉強していてどうでしょうか?

 

公立高校や大学の付属高校に通っている方等は最近数学Ⅲが全範囲終わった・・・という方も多いのではないでしょうか?

 

数学Ⅲは計算力で勝負が決まります

 

優先してマスターすべきなのは極限・微分・積分になります。

 

しかし、ただ数学Ⅲだけを勉強していればマスターできるものではありません。

 

例えば極限を勉強していると

数列や指数・対数関数、三角関数や幾何(図形と計量や図形と方程式等)の知識がないと解けない問題が出てきたりします。

例)数列の極限・関数の極限、関数の極限や文章題への応用等

もちろん微分・積分をやるには数学Ⅱの微分・積分が出来ていることが最低条件で、こちらも指数・対数関数、三角関数等の分野が出来ている必要があります。

 

なので当たり前ですが、数学Ⅲは「そもそも数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bは出来ていることが前提」となっている科目です。

 

数学Ⅲが出来ない・・・

 

という人は意外とそこに課題がある場合が多いです。

 

また、夏に東進生はセンターを徹底演習するため数学Ⅲは触れないという人が多いです。

 

1日数学Ⅲの微分を1問積分を1問等解くだけでもだいぶ変わります。

 

POINT:毎日触れて微分・積分等の計算力を落とさないこと

 

が基本的な対策となります

 

ここまでは基本的な対策になります。

 

 

あとは国立二次試験や私大で出題されるような応用問題に太刀打ちするための勉強についてお話しします。

 

国立や私大で出題される問題で難しい問題と言われる問題に関しては他分野との融合によって難しくされていることが多いです。

 

例えば・・・

・(整数問題+極限)格子点の数え上げの問題

→この手の問題は(1)(2)辺りで格子点の数え上げ等をして最後に(3)等で極限を飛ばすといった問題が出る場合が多いので格子点の数え上げさえ出来てしまえば極限の問題はほぼオマケみたいなものです。このタイプの問題で難しいものは大体格子点の数え上げをする段階が難しい場合が多いです。例えば傾きが分数の関数が使われていると倍数によって場合分けが必要だったりしますし、京都大学(若干うろ覚えですが・・・)の入試問題で数え上げる時にガウス記号を使わないといけない問題もあります。

・(ベクトルや初等幾何+積分)ある図形の通過領域の体積計算の問題

→この手の問題は空間図形が苦手な人は凄く苦労する問題だと思います。これも結局積分計算の式を立てるまで数学Ⅲで登場する新しい知識で立式するということはほぼなくて、ほとんどの問題がベクトルや初等幾何等の知識を使って立式に至るまでの過程を乗り切ります。式を立てたら後は数学Ⅲの積分計算をするということが多いです。

・(図形と方程式の軌跡+二次曲線)軌跡を求めた結果楕円や双曲線等の二次曲線になる問題

→このタイプはほぼ数学Ⅱの図形と方程式の軌跡の知識で解けます。最後に極限や微積が絡んでくることは時々ありますが、これもほぼオマケみたいなタイプが多いです。

 

この通り数学Ⅲは結局数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bが出来ないと意味がありません。

 

ただ、その知識を数学Ⅲと融合させて解く応用問題に関してはある程度パターンがあるので来たらすぐ解けるようにしてしまいましょう。

 

空間図形等では 「 x = t で固定した断面で切って積分する」 といった考え方等

 

慣れていないと中々出来るようにならない問題もあります。

 

この辺はしっかりと二次試験や私大の過去問を演習する中でマスターしていきましょう。

 

そしてここまで読んでみてあれ?極限とか微積の話ばっかりじゃんと思った人!

 

そうなんです。数学Ⅲって出題されるのは大体極限と微積なんです。

 

ただ、時々に二次曲線や複素数平面をメインテーマにした問題が出てきますが、そこが出来なくて失点する場合が多いです。

 

比率としては極限・微積:二次曲線・複素数平面が7:3ぐらいで勉強できるようにしておくといいと思います。

 

数学Ⅲは時間をかければかけるだけ成績が伸びる科目です。

 

しっかりと夏休みでも数学Ⅲには毎日時間を少しでもいいから割いて計算力が落ちないようにしましょう。

 

それをやっていると自然と数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bの微積・三角関数・指数対数関数等も出来るようになりますし、センターにおいて重要な計算力もどんどん上がっていきます。

 

是非、この夏休み数学Ⅲをものにして数学を武器にしましょう!

 

 
 

2018年 8月 6日 日本史とは。~勉強する理由と勉強法~(佐々木)

 

こんにちは!早稲田大学国際教養学部の佐々木です!

夏休みもそろそろ後半戦に差し掛かろうとしています!皆さん調子のほどはいかがですか?

暑い日が続きますが、頑張っていきましょう!

実は私、国際教養学部なのに日本史選択でした。今のところ同じ学部でで日本史選択見たことないです。なので、ひそかに世界史をいまさらながら勉強していたりします。

そういうわけで今日は日本史(特に近現代史)に焦点を当てて勉強法を話していこうと思います!

トピックは以下の通りです

①なぜ歴史を勉強する必要があるのか(文系全員に共通するはずです)

②どのような勉強が有効か(日本史選択必見!)

→(1)近現代史は受験においてどれだけ重要か

 (2)近現代史はなぜ重要か

 (3)有効な勉強法は

 

 

①なぜ歴史を勉強する必要があるか。

おそらくこのブログを読んでいる皆さんの中には受験生で日本史選択で今現在日本史の学習に励んでいる人や、これから文理選択、さらには日本史か世界史を選択するかを悩んでいる人もいることかと思います。

どちらにせよ、言えることは文系を選択した場合多くの生徒は日本史か世界史を学習します。そして、中学生までの義務教育においても日本の歴史については必ず学んでいることと思います。

そんなみなさんの中にも、なんでわざわざ歴史科目を学ぶ必要があるの?といったところに対する疑問を持っている人もいることかと思います。

そこで早稲田大学政治経済学部のアドミッションポリシーを読んでみましょう。

政治経済学部は、早稲田大学の校旨である『学問の独立』の教育理念のもと、一定の高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、本学の理念である進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から多数迎え入れる。こうした学生の質の高さ、および多様性を確保するため、政治経済学部では一般入試、センター入試、推薦入試、AO入試の四つを核とする入学試験を実施し、特に推薦入試、AO入試については門戸を国外にまで開放して、国内外の多くの学生に受験の機会を提供している。受験生に期待されるのは、学習の土台となる母語および英語を核とする言語運用能力や論理的思考力、自身の立ち位置を認識するために必要となる歴史・文化的知識、そして世界中の人々と交流しながら様々な問題に立ち向かう行動力であり、上述の各種入学試験ではこれらの知識・能力を多面的に考査することになる。

早稲田大学についてアピールしたいポイントは多々ありますが一旦それは置いておきます(笑)

突然アドミッションポリシーって書きだして何だ??という人もいたのではないでしょうか?

アドミッションポリシーとは、大学側がこういう受験生が欲しいです!とはっきり宣言しているポリシーです。

自分の志望する大学のアドミッションポリシーは必ず読んでから、どういう受験生であることが求められているのかを理解してから過去問演習に臨むようにしましょう!それを読む読まないだけでも違いは生まれます。

それはさておき、早稲田大学政治経済学部の教授は日本史や世界史という学習を通して、皆さん自身の歴史的立ち位置を認識できるだけの歴史的・文化的知識を身に着けてもらいたいわけです。ですから、早稲田大学政治経済学部の入試では2018年度入試から政治・経済を受験科目として選択できないようにした。という流れがあるわけです。

そして、佐々木が思う個人的な考えは文系科目(特に社会)は人を学ぶ科目ということです。

例えば、マーケティングというものをよく聞くと思いますが、あれは自らの企業のモノ・サービスを消費者に選択してもらうために企業側があらゆる形で消費者に働きかける方法のことです。企業側は消費者に物を買ってもらいたい一方で必ずしも多くの消費者がそれに対して目を向けているわけではありません。その状況でモノ・サービスを売り込むためには消費者の購買行動を理解し、それに合わせた、またはそれを利用するような売り出しをする必要があります。そこで重要なポイントは提供する側は消費者行動を学ぶ必要があるということです。例えば、主な消費者層になると思われる人たちの年齢層や職業、住んでいる場所、ライフサイクルなどなど。消費者という人のことを学ばなくてはなりません。その人を学ぶことの基礎にあたるのが歴史科目であると佐々木は考えています。

既成の事実に対して、誰がいつどこでどのようなきっかけ・原因があってその行動を選択したのかを考察する必要がある歴史科目の学習を通じて、文系の学問を学ぶうえで根幹を成す「人を学ぶ」ということについて知る第一段階が大学入試における歴史という科目の存在意義だと思います。

 

そういうわけで以上が歴史を学習する理由です!


では具体的にどのような勉強が良いか、というところに触れていきましょう。

大学入試において近現代史は受験においてはとても重要です!!しかし、その一方で苦手とする生徒が多いです。そこで近現代史の重要性と勉強方法に迫っていこうと思います。(全て佐々木の自説)

1.なぜ近現代史は受験において重要か

日本史において近現代史が重要というものの、特に高2生以下の皆さんはピンと来ないかもしれません。ざっくり時代区分で言えば、ペリー来航→開国から先の出来事と思っていただいて構いません。

まず、どれくらい重要かを見ていきましょう。

受験生の多くが受験をするであろう、センター試験。それにおける日本史の配点を見てみましょう。

第一問(テーマ史):16点
第二問(古代):16点
第三問(中世):16点
第四問(近世):16点
第五問(近代):12点
第六問(近現代):24点

近現代史だけで36点/100点というおおきな割合を占めています。開国は1854年ですよね?それからわずか170年弱だけの出来事でセンター試験の1/3以上の点数を占めています

2.なぜ近現代史は重要か

この配点を見たら近現代史の重要性がわかってもらえたはずです。かなり大きいですよね。明治維新に代表される大改革によって近代的な政治体制、教育体制、などなどもろもろの組織や仕組みが改変されました(それの良し悪しは別として)。そして、現在のそれに近いものになったわけです。

その教育体制の刷新というものの中核を担ったのがみなさんの多くが志望する大学(東京大学や早稲田、慶應をはじめとする難関有名大学)であり、国立大学は国立大学としての、私立大学は私立大学としての成立までの流れというものがあり、そこには政治が密接に関係しています。だからこそ、大学側は大学の存在そのものと密接なかかわりを持つ近現代史に重点を置いた問題が出されることが多いわけです。

3.どのような勉強法が有効か

私自身は東進の金谷先生のスタンダード日本史の授業とそのノートを中心に、ベースを作り、そこからさらに早慶大対策日本史や早大対策日本史演習の講座を進めて日本史の勉強を進めていました。

また、皆さんがよく開いているあの一問一答は直前期のセンター試験終了後からしか本格的には使いませんでした。なぜそのような勉強法を取ったかと言えば、一問一答は最後に本当にどう工夫しても覚えきれなかった、抑えきれなかった項目をカバーするためだけの勉強道具であると私自身は位置付けていたからです。

その勉強法を選択した最大の理由は単純な一対一の暗記や歴史における各事象の流れを把握することはもちろん重要ですが、それに携わった人物を理解することが日本史という科目における最も根幹的な要素であると考えていたためです。なぜかといえば、歴史を動かしてきたのは今のところ全て誰か人間の手であるからです。人間であるということは思考や感情があるわけです。それらによって物事は変わり、あるいは生み出されています。

例えば、早稲田大学の創設者である大隈重信は明治14年の政変で1881年に政府を下野しました。そして翌年の1882年には初期政党の一つである立憲改進党を設立し、早稲田大学の前身にあたる東京専門学校を設立しました。これがよくみる教科書に書かれる記述です。これを覚えるのは簡単なことではないと思います。

何が言いたいかというと、早稲田大学の教旨には、「学問の独立」というものが要素の一つとして謳われています。それは在野の精神や反骨の精神に結び付くものがありますが、なぜそのような教旨であるかも併せてみてみましょう。

大隈重信という人物はもともとはそこまで身分が高いとは言えないものの、江戸時代の佐賀藩で台頭し、そこから明治維新の中枢として活躍しながらも、開拓使官有物払下げ事件において世論を先導したとして明治14年の政変で罷免され、翌年に早稲田大学の前身にあたる東京専門学校を創設し、そこでは庶民の教育の充実を重視し、在野の精神や反骨の精神に重きを置き、学んだ知識を基に批判的な思考能力を有する人材の育成に取り組みました。ジャーナリズムがそれの最たる例で早稲田大学文学部出身の石橋湛山は早稲田大学卒業後に東洋経済新報の記者、つまりジャーナリストとして働き、第二次世界大戦期には日本の植民地政策を非難し、その主張が展開されている史料をはじめとする石橋湛山に絡んだ問題が早稲田大学の日本史の問題では多く見られるます。

早稲田大学を例にとって説明しましたが、大学一つの成り立ちを取ってもこれだけ深く理解し、繋げていくことが出来ます。繋ごうと思えばもっと長く書くいこともできます。

大学に限らず、日本史で出てくるどんな出来事にも必ず誰かそこに関わっている人がいます。

ただの事象だけでは歴史は成り立ちません。事象を生じさせた人がいてそれに影響された人がいて、それに対して何らかの形でリアクションを取る人がいることによって歴史というものは紡がれていきます。

だから、そこに生じるストーリーや人情に感動する人たちがいて大河ドラマなどが存在するのです。(全てが史実に基づいたものではありませんが)そして、日本史はただの一対一対応で覚えていくだけの暗記科目ではないと金谷先生をはじめとする日本史の先生はそう言うわけです。

ここまでたくさん書きましたが、大変ですよね。時間もかかると思います。ただ逆に一朝一夕で理解して覚えられるような内容であれば大学入試に出題されることはありません。もちろん、最低限覚えなくてはならない事項はあります。それこそ人名は漢字まで書けるように覚えるしかありません。でも、今回のブログで日本史はただの単純暗記ではないということは分かってもらえたのではないかと思っています。

4300字を超えており、自分でも驚いていますが、皆さんの日本史の成績が向上することを祈ってます!

明日のブログは農工大の吉瀬担任助手です!お楽しみに!