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2018年 8月 13日 今、何を思うか(斎藤)

 

こんにちは、社員の斎藤です。このブログでは1か月ぶりの登場となります。

今週のテーマは「今、どんな思いで社員/担任助手をやっているのか」、となっています。今回は僕が今何を思っているのかを話していきましょう。

そもそも、僕が受験生の皆さんにどういう受験生活であってほしいと思っているか。それは「後悔のない受験をしてもらいたい」、ということです。

後悔のない受験ってどういう事でしょう?僕はやるべきことを全力でやり切った受験だと考えています。第一志望に受かるために色々やらないといけないことは多いでしょう。例えば高3生であれば今この8月はセンター試験や第一志望校の過去問を10年分やり、9月以降に弱点補強に時間をかけられるようにする必要があります。高1高2生であれば英数国の土台を固め、同時に将来どうありたいかを考える時期だと思います。そうした1つ1つのやるべきことを、確実にかつ全力にやっていくことが第一志望の合格に、そして後悔のない受験に繋がるのではと思うのです。

何故僕がそう言う思いを抱いたのか。もちろん僕の大学受験の経験がそこにあります。

大学受験において、僕は幸いなことに第一志望の東京大学文科三類に合格出来ました。受験も受けた大学は全部合格しました。ただ、大学に入ってしばらくしてやってきた開示得点(ちなみに東京大学は希望すれば入試の得点を開示してくれます。不合格者は合格発表の翌日に、合格者は発表から約1か月後に通達されます)を見た時に、結構な絶望を覚えました。自分の成績が合格最低点からわずか5点、しかもその年の文科一類だったらギリギリ落ちていた点数でした。その上、苦手な数学やそこまで得意とは言えない国語であまり点数が取れず、世界史やセンター試験といった自分が比較的出来る科目で点数を取っていたという現実を目の当たりにしました。

今まで苦手科目に対して時間をかけ、努力してきたのに、どうして点数に結びつかなかったのだろうか。自分の努力は果たしてなんだったのだろうか。そういう後悔が今でも残っているわけです。

何故自分が後悔することになったのだろうと考えた時、やはりやるべきことをやり切れていなかったのではないかと思うのです。数学であればもう少し基礎的な部分にまで見直していれば、国語であれば古典をより完璧に出来ていれば、英語であればもう少し英作文を対策進められれば。やらねばならないことをやり通したと僕が思ったのであれば、おそらく生まれなかった思いだと思うのです。

もちろん皆さんには第一志望に合格して欲しいですし、そのために必要な努力はして行く必要があります。しかし、それ以上に自分が3月に受験を終えた時に振り返って、後悔のない受験だったと言える受験生活にしてほしいです。そのためにもやらねばならぬことは全力でやり通して頂きたいです。そのためのお手伝いを僕たち社員や担任助手は全力でしてまいります。

まずは残り少なくなってきた夏休みを、後悔の無いように過ごしてください。それが後悔のない受験生活にしていくために今からできる第一歩だと思います。

 

明日のブログ担当は明治大学の伊藤担任助手です。お楽しみに。