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2018年 10月 3日 三本立ての生活(樺)
こんにちは、中央大学理工学部物理学科に通っています、樺晋之輔です!
10月に入りましたね!
センター試験本番・同日体験受験までの時間も短くなってきましたが、順調に進んでいますか?
人それぞれ進み具合はばらばらだと思いますが、「時間意識を高く持つ」「自分の勉強に自信を持つ」この二つを大切にしながら頑張ってほしいです!
さて、今週のブログのテーマは「後期の目標」ということで、、
わたくし樺の後期の目標は~~
①かんば君、知らない土地に行ってみたい
②かんば君、安定のフル単達成
③かんば君、二人三脚を頑張る
の三本立てでお送りいたします!(笑)
タイトルがよくわからないと思うので一つひとつ説明をしていきます!
①かんば君、知らない土地に行ってみたい
私生活の目標として、「知らない土地に行ってみたい」という大雑把な目標があります!
大学生は高校生と比べると、長期休みが長く自由な時間が多いので、旅行に行く人がたくさんいます。
みなさんもそういうイメージを持っていると思います。
海外旅行でなくても、国内でどこかに旅行へ行きたいなと思っています!
特に、四国には一度も言ったことがないので、本場の讃岐うどんを食べに行きたいなと思っています!
②かんば君、安定のフル単達成
大学生活の目標として、「フル単」という目標があります!
大学の授業に「単位」というものがあるのは、みなさんご存知ですか?
出席日数や期末テストでしっかりと成績を取ると、「単位」を取得することができます。
「単位」を取らないと留年になったり、卒業に影響してしまったり、結構大変なんです・・・
ちなみに僕は、理系で大変と言われながらも1年前後期・2年前期はすべての単位を取得(フル単)することができました!
後期は「量子力学」という難しい授業がありますが、頑張ります!!
③かんば君、二人三脚を頑張る
このタイトルが一番わかりづらいと思います。(笑)
本当に二人三脚をするのではなく、これは東進生活に関しての目標です!
「二人三脚」=「生徒のみなさんと一緒に頑張る!」という意味です!
ここから大学受験は佳境に入っていきます。おそらく、今からの時期が一番苦しい時間だと思います。
だからこそ、みなさんの力になってあげられるのが僕たち担任助手です!
みなさんの「合格」のために、困ったことがあればなんでも言ってください!
この三本立てを絶対に達成して、後期も素晴らしい日々を過ごしたいです!
明日のブログは、鶴担任助手が書いてくれます!お楽しみに!
2018年 10月 2日 夢とは(吉瀬)
こんにちは!農工大2年の吉瀬です。
昨日に引き続き後期の目標について書いていきます!
僕の目標は自分の志をより明確にしていくことです。
このことについて話すためには高校2年生の時にさかのぼらなければなりません。
理系あるあるだと信じているのですが、僕は文理選択をした際に将来の夢があってそこから逆算したというわけではありませんでした。単純に数学や理科のほうが国語や社会よりも勉強していて楽しいと感じたからというのが決め手になりました。そこから志望校を考え始めて、思えば幼いころから環境問題に興味があって節電や節水に取り組んできたことに気づいたので、農学部を選び現在の農工大に進学したというわけなのです。
夢は、と聞かれれば環境問題の研究に携わりたいという風に答えてきたのですが、それが環境問題の中でも大気汚染なのか森林破壊なのか海洋汚染なのかごみ問題なのかもはっきりしていませんでしたし、携わると言っても研究者になるのかそれとも別の形で関わるのかもはっきりしていませんでした。
しかしそれも自分としては仕方のないことだと考えていました。なぜなら夢を具体的にするだけの知識を持っていなかったからです。その知識というのは現在進行形で学んでいる最中なわけですが、それがない状態では暗闇のなかで自分の周りにどんな障害物があるのかもわかっていないまま進もうとしているのと同じなので当然、ゴールは見えていてもそこまでにどういった手順を踏んで進んでいくのかというビジョンは見えないです。
ということで大学に入ってからここまでの僕が目標していたのが冒頭にも書いた自分が将来進みたい分野やもっと学んでみたい部門を具体的に見つけ出すということでした。そしてそれにそろそろ決着をつけたいという風に考えたのです。なぜなら大学1年生のうちは「生物」「化学」「物理」「地学」といった専門分野の研究における基礎となる勉強をしていたため高校生の時と同じようになかなか夢を具体的にすることができていませんでしたが2年生になると「生物構造機能学」「木質資源科学」「環境資源熱力学」といった感じでより専門的な学習をするようになったのです。ここまで細かくなると勉強しながら、「これは自分にとってもっと学んでみたいことだな」とか「これは自分には興味がないな」とか感じることができるようになりつつあります。後期の大学の授業は始まったばかりですが、自分の興味を探りながら勉強していきたいと思います!
夢や志がはっきりしているほうが強いというのはなんとなくみなさんもわかっていると思います。そしてその夢は具体的であればあるほどに強いです。例えばその夢というのが職業をさしているのか、人格を指しているのか、はたまた何かの賞を取ることになるのかといった具合です。自分の夢や志についてどんどん掘り下げていくことで自分の夢を叶えるためのビジョンが見えやすくなります。
みなさんも学年を問わず、こういった夢や志について考えてみてくださいね!
明日のブログは樺担任助手です!おたのしみに!
2018年 10月 1日 基礎からコツコツ(原田)
こんにちは!
学習院大学の文学部に通っている、2年の原田奈穂子です(^o^)
今回のブログのテーマは「後期の目標」なので、ここで後期の目標を宣言したいと思います!!
私の後期の目標は、ドイツ語検定で3級をとることです。
大学で文学部のドイツ語圏文化学科に所属しているので、ドイツの文化や言語を専門的に学んでいます。
1年生の頃からいつかは取るように教授の方から言われてきましたが、今まで一切受けるということを考えてこなかったため、最近になって検定の問題を解き始めるようになりました。
勉強し始めて気付いたこと。
全然実践的な問題が解けない・・・!ということです。
日常会話や基本的な文法事項は頭に入っていると思っていたものの、いざ解いてみると大分前に習った単語や文法事項は忘れていてかなりショックを受けました。
今まで新しいものを学ぶたびに、復習をしてこなかったのが仇となったようです。なので、基礎からやり直すことにしました。
基本的な文法から単語を覚えなおすことで、忘れていたものを段々と思いだし、解くことが出来るようになってきました。
なぜ、こんなに頑張ろうと思えているのかというと、ドイツに留学に行ったことが大きなきっかけだと思います!
ドイツに行って、もっと文化を知りたい、言語を学びたいと強く思うことが出来ました。実際に現地に行くのと日本で学ぶのでは、日常的には気付かない国同士の違いや発見が多くあり楽しいと感じます。
また、語学を学び出来るようになることで、私の世界はかなり変わるとも思います。
将来の夢に繋がることはもちろん、海外の方とお話しして考え方の違いに驚き、私の考えの狭さに悲しくなります。
外国の人は、自分の国の政治や情勢に興味を持つ人がほとんどで、大学生も毎日のように勉強をしていて博識な人が多いです。
それに比べて、私の生活は・・・と考えると省みなければいけないところはたくさんあります。
より、自分の国に興味を持ち、語学をしっかり学び自分の強みをはっきりと言える人になれるよう、後悔しない大学生活を送っていきます!
そのためにも、まずは第一歩としてドイツ語検定3級を取得を目標に日々頑張ります!!
以上、私の後期の目標でした!皆さんも自分の目標に向かって前に前に、走り続けましょう(^^)/
明日のブログ担当者は吉瀬担任助手です❀
お楽しみに!
2018年 9月 26日 中山のブログ(中山)
こんにちは!中央大学法学部年生の中山葉月です!
夏休みは、大阪や金沢に旅行に行きました~。
私は水族館に行くのが好きなのですが、今回初めて大阪の海遊館に行ってとても感動しました!!
イルカをこんな近くで見られるなんて・・・!!
感動しました。
大学生になると、夏休みが2か月近くあるので、自分のやりたいことをできる時間がたくさんありますよ!
今日のブログはフリーテーマということで、私が担任助手をやっていて思うことについて書こうと思います。
私が担任助手になろうと思った一番初めの動機は、第一志望に受からなかった悔しさ!!!
でした。
実は生徒時代には担任助手になろうと思ったことは一度もありませんでした。
第一志望に受かることができず、悔しくて、悔しくて、そのリベンジがしたい!という思いで初めて担任助手になりたいと思いました。
Q:リベンジとは??
当時の私は、とにかく自分が持った生徒を、自分の失敗した経験を生かして全員第一志望に合格させることがリベンジだ!!
と、思っていました。
しかし、いざ担任助手の仕事をやってみると、それがどんなに難しいことであるかを思い知りました。
担任助手って、ただ頭がいいとか、教務知識があるとか、生徒に人気があるとかいうだけでは生徒を合格させることはできないんですよね。
担任助手の仕事を一言で表すとするなら、生徒のみなさんに寄り添い、励まし、大学受験に向けて最大の努力を最後までやりきることができるようにサポートすることだと思います。
ただやらなければならないことを教え、コンテンツを提供されるだけで、自然に成績があがって合格することができる人も、もしかしたらいるかもしれません。
しかし、大抵の人はそうではありません。
長い受験生活のなかで、思うように成績が伸びずモチベーションが上がらない。
いままで全く勉強をしたことがなかったので、勉強のやり方がわからない!
やらなければいけないのは分かっているが、怠けてしまう自分がいる。
など、様々な悩みや問題が出てくる人がほとんどです。
担任助手の仕事は、もちろん様々な受験知識をお伝えすることも一つですが、悩んでいる生徒の話を聞き、一緒に解決していき、生徒の皆さんが常に全力で勉強に向き合える環境やマインドを作るお手伝いをすることだと思っています。
私は、一人でも多くの生徒に、信頼して悩みを相談してもらえるような担任助手になりたいと日々思っています。
そのような担任助手こそ、生徒を第一志望に合格させることができる担任助手だと思います。
明日のブログは、明治大学2年生の伊藤担任助手です!お楽しみに!
2018年 9月 25日 専門のことを話そう(斎藤)
こんにちは。社員の斎藤佳輝です。地味に今月2回目の登場となります。
今週はフリーテーマだそうで。まあ色々考えた末に大学で自分が何を専門としていたかを書こう、と思い立ち筆をとっています。最後までお付き合いくだされば幸いです。
僕が専門としていた学問分野は西洋史学です。地域でいうなら欧米諸国が対象ですが、欧米諸国の植民地下にあった他地域について研究している人もいます(但し、オリエントは東洋史の範疇、と東大の西洋史では定義づけているようです)。もちろん時代は古代から現代まで、扱う分野も政治史から外交史、経済史、文化史、社会史、女性史(そういえば今年の東大世界史では近現代女性史についての大論述が出ましたね)等様々です。僕の大学の頃の友人には、ローマ帝国下のブリタニア(現イギリス)の政治史をやっていた人もいれば、1960年代のソ連地方統治について研究していた人もいます。
そもそも西洋史学、ひいては歴史学とはどんな学問なのでしょうか。大学受験の世界史を思い浮かべている人もいるかもしれませんが、全然違う世界です。歴史学はまず教科書に書いてある世界史の流れをちゃぶ台返しするところから始まります。過去のことは全てが全て分かっていないことばかりなのです。古代でいえば海の民みたいに教科書ですら分かっていない表記のものもありますし、近現代のように確かに出来事としては確立されていて教科書に書いてあるけどその分細かい部分でどうだったのかまで分かっていない、というのもあります(後者の例は後で僕自身の研究を題材に説明しましょう)。そうした分かっていない過去を、所定の方法論に従って、史料から読み解き考察し、解明していくのが歴史学というものなのです。
たまに「実生活に役に立たない文系の学問など必要ない」みたいな論調が出て、その中に歴史学が入っていたりするのですが、これははっきりと間違いといえます(そもそもこの世の学問に対する役立つ役立たないの二分法自体が間違っているのですが置いといて)。歴史学は、過去にこのようなことがあったから現代では未来ではこのようなことのないようにしよう、という過去の教訓を得るという要素も確かにありますが同時に、過去の出来事や考え方を踏まえて現代未来ではどう行動していくべきか、という考え方を得る要素もあります。そういう要素を内包している学問に対し役に立つ云々というのがそもそもの間違いなのです。
一方で歴史学はほかの諸学とは違う、少々特殊な特徴があります。それが「歴史学は科学か物語か」という論争に見られるように、必ずしも歴史学=科学とは言い切れないところにあります。確かにある仮設に対し論理的に考えて立証していく面では科学といえます。しかし一方で数学や物理と違い過去のことなので再現が出来ない、という重要な問題があります。科学において「再現性」というのは極めて重要な要素です。それがどうしようもないという面では科学ではない、と言えるのです。こうした側面で歴史学は特殊なのは確かだと思います。ちなみに先ほどの「歴史学は科学科物語か」の論争に対する僕なりの答えは「方法論は確かに科学だが、その結果出てきたものは物語と捉えうる」と考えています。歴史は人間のこれまでの歩みが積み重なったもの。全てが全て合理的かつ論理的にいかないし、それに歴史を完全なる神の視点から語ることは不可能だからからこそ、物語になりうるのではと思うのです。
こうした歴史学とは何だろうか、というのを考えるのにいい本があります。それがE.H.カーの『歴史とは何か』という本です。イギリス出身のソ連政治史研究者であったカーが1961年にケンブリッジ大学で講演したものをまとめた本になります。これは面白い本なので一度読んでおいて損はないと思います。但し、この本を大学受験生が読むことはお勧めしません。いい本なのですが、今学んでいる世界史とは何だろうと考え出し歴史の理解に混乱をきたしかねないからです。それに、こうしたことを考えるのは、今学んでいる歴史をしっかり理解した上でのほうが面白いと思います(世界史を含め、大学受験での教科科目って、こういうことを考えていく土台作りのために勉強していくのだと思います)。
具体的に自分が何を専門としていたかという話に入りましょう。僕が専門としていたのは近現代ドイツ政治史でした。時期でいうと1930年代から40年代前半、そう所謂ナチス=ドイツ(以下第三帝国)の時代です。中高時代、歴史を自分なりに勉強していた時からこの時代には興味を持っていました(というより第2次世界大戦の頃の歴史が一番好きだった)。この第三帝国の中枢においてヒトラー含め様々な幹部が動きごたごたしていく様が面白く、それを研究したいと考えるようになりました。それが自分が歴史学をやりたい理由になりましたし、ひいては東大を目指す理由となったわけです。
僕が書いた卒業論文の題目は『第三帝国の外務省研究―ズデーテン危機におけるエルンスト=フォン=ヴァイツゼッカーを中心とした考察―』(長いですね)。一言でいえば、ズデーテン危機に際して外務次官だったヴァイツゼッカーがどのような考えのもとで行動していたのかを考え、それを基に第三帝国下の外務省はどういう存在か考えていこう、というものです。
ズデーテン危機自体は歴史的に確かに起きた出来事ですし、外務次官のヴァイツゼッカーがどういう動きをしたのかも彼が残した記録や文章等によってだいぶ明らかにはされてきています。しかし、彼の行動の背景はどういう考えがあったのか、そもそもこのズデーテン危機、広く第三帝国の下で、ドイツ外務省はどういう存在だったのか。そういう部分まではまだまだ分からないことが多いのです(前述した、過去のことでも分からないことが多いという記述の近現代の例となります)。
先ほど様々な幹部が動きごたごたした様子を研究したいと言いましたが、その中で僕が注目したのは官僚でした。そのトップである外務次官の動きを見れば、その時外務省はどうであったかも分かる部分もある、という考えでこれに取り組んだのです。ただ、当然これらのことは全て自分の頭の中で作り上げたわけではありません。先行研究という、既に存在している研究を調べ、そこで取り上げられていない若しくはまだ未解決の部分を問題提起し、それに対し史料をしっかり読み込んだ上で論理だてて説明し、結論に向かっていく。そういうプロセスが必要になります。少なくともこれらのプロセスはどの学術研究にも当てはまるものだと思いますし、そうしたことが出来る前提として大学受験の勉強があると僕は位置付けているのです。
流石に具体的な内容に入ることはここではしませんが、卒論の本文自体は見せることはできるので気になる方は声をかけてください。もっと詳しく話を聞きたいという方も歴史学に興味があるという方もそれ以前に東大に興味があるという方ももちろん、世界史何ってるのかわからんどうにかしてくれという方も声かけてくれたらなぁ、と思います。
…長くなりすぎましたね(現在2877字)。フリーテーマなのでフリーに書かせていただきました(笑)ただ、これで大学に入ってから勉強面でこういうことを考えるようになる、というのがイメージできたのであれば幸いです。
以上、本日は社員の斎藤佳輝がお送りしました。明日は中央大学2年生、中山担任助手がブログ担当です。お楽しみに!