志作文(鈴木) | 東進ハイスクール 新宿エルタワー校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2020年 5月 12日 志作文(鈴木)

こんにちは、東進ハイスクール新宿エルタワー校担任助手1年の鈴木です。

今回は私が書いた志作文について紹介していきたいと思います!!

皆さん志作文はご存知でしょうか?

志作文とは、自分の志や夢について書くもので東進生なら書いたことがあると思います。今回その志作文を書いてみたので是非読んでみてください!

 

 私の将来の夢は、人の命を救うことです。これは、私が幼い頃から抱いていた夢なのですが、人を救うといっても様々な方法があります。まず最初に思い浮かんだのは「医師」です。高校受験をするまでは漠然と医師を目指していたのですが、高校受験を機に自分の将来の夢について熟考したところ考えが変わりました。「研究者」になりたいと思うようになりました。その理由としては、自分の研究を通して目の前の命だけでなく世界中の命を救いたいと思ったからです。高校入学後、その夢はさらに深まりました。特に惹かれたのは、再生医療の分野でした。具体的には、臓器作成に関する研究をし、ドナーを待ちながら亡くなってしまう患者さんを少しでも減らしたいと思いました。iPS細胞が発見され、臓器作成に関する研究はかなり現実的になってきました。自分もその一端を担いたいと強く思いました。

 大学生になった今、私は初めて夢のスタートラインに立てた気がしています。しかし、私の受験は終わっていません。これからまた大学院受験が待ち受けています。現在、私は上智大学理工学部物質生命理工学科に通っていますが、大学院は国立または海外に行きたいと考えています。最初から国立大学にいけばよかったのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、上智大学でやりたいことがあり進学しました。私が研究したい分野は、生物に限らず他分野の知識を要する融合的な分野です。また、研究者として活躍するには高い語学能力が必要となります。その両方を学べるところを探していたときに見つけたのが上智大学でした。また、上智大学では女性研究者の支援もしており、そこも魅力的でした。私は、この4年間で研究者になるためのスキルを身に付けたいと考えています。そして、大学院では専門分野の研究に打ち込み博士課程まで進んだ後、大学に残り研究をしたいと思います。

 また、研究者なれたらやりたいことがもう1つあります。それは、NPO法人を立ち上げ女性研究者の支援塾に通えない子の学習支援を行うことです。私自身、中学生の頃、NPO法人の学習支援にお世話になり第1志望の高校に合格することができました。高校では、勉強をしながらアルバイトをし予備校代に充てていました。このように、高校生は自分で塾に通うことができますが、中学生にはお金を稼ぐ手段がほとんどないため塾に通えない子が多いです。勿論、塾に通わずとも自力で合格する子もいます。しかし、それは少数の人間なのではないでしょうか。受験に必要なテクニックや情報は学校では教えてくれません。私は高校受験をどう乗り越えるかが将来に大きく影響すると考えています。高校卒業後就職した人と大学卒業後就職した人とでは生涯年収が大幅に違います。そのため、大学進学を視野に入れ高校選びをすることは大切です。私は、貧困を抜け出す手段として勉強があることを学習支援を通して子供たちに伝えたいです。また、自身が女性研究者として活躍することにより、女性研究者が働きやすい社会作りに貢献したいです。

 

以上が私の志作文となります。

皆さんも自分の将来を見つめ直し、目標を具体化しましょう!!