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2018年 4月 25日 準備とストラテジー(佐々木)

こんにちは

早稲田大学国際教養学部1年の佐々木剛平です!

今朝の雨はひどかったですね。大学に行くとき、いつも通りの時間で家を出ると大雨の影響で電車が遅れてホームが人であふれて遅刻してしまいそうだったので、タクシーで登校しました。なぜかと言うと大学の場合、いかなる理由であっても15分以上の遅刻は欠席と見なされてしまうので、高校の時のように遅延証明書さえあれば安心。というわけにはいかないのです。皆さんも模試や入試本番で大雨、大雪など普段と異なるシチュエーションの時の交通機関には注意を払うようにしましょう。(笑)

 

 

さて、今週もテーマはこの時期の自分を振り返るということで昨年、一昨年の自分について振り返ろうかと思います。

 

  一昨年の佐々木(高2

二か月前に東進に入ったばかりだった私は受験について右も左もわからない状態だったので、模試をその時の自分の実力を測るだけものとしか考えていませんでした。

例えば、「今回英語が100点で、今後120点、140点と伸ばしていくためにどうする?」と合格指導面談で担任の方に聞かれた時も「高速基礎マスター講座を頑張る。」としか答えられないような生徒でした。

皆さんはこの考えの何が良くないと思いますか?

それはズバリ、なぜ高速暗記を進める必要があるのか、進めることでどうなることが考えられるかといったことが一切考慮されていないことです。

最終的に高2の間にひたすら高速暗記を進めて英語で9割をとれるようになったのですが、高3になるまでそういった物事の考え方が出来ませんでした。

3生と比べ皆さんには多くの時間があるので心に余裕をもって、今進めている勉強の理由、意味を強く意識して、少しでも早く受験生としてのマインドセットをして周りとの差をつける準備をしてもらいたいです!

 

 

昨年の佐々木(高3

皆さんが先日受けたであろう4月の第二回センター試験本番レベル模試で昨年の自分は、国語、日本史で順調に点数を伸ばしていた一方で、高2の時から9割を下回ることがほぼなかった英語2月の模試から2回連続で85分をも下回り焦りを感じていました。私のプランでは6月の模試では得意科目の英語は最低でも190点を取って7に入ると同時に私立大学の過去問演習を開始するつもりだったので、4月は9割を超えなくてはならないと考えていました。ただし、現実ではそうはなりませんでした。

そこで私は無理に6月に190点を取ることを目指すのではなく、7月の中旬、つまり夏休みの開始と同時に過去問演習をスタートさせるのに十分な準備をすることシフトチェンジしました。そもそも6月の模試で190点を目指していたにもかかわらず目標を下げるどころか、目標そのものを変えてしまう。一見すると現実逃避をしているように見えるかもしれません。

しかし、考えてみてください。重要視すべきポイントはどこでしょうか?必ず6月の模試で190点を超えることが私の受験勉強において正解なのでしょうか?

皆さんが一番重要視すべきポイントは少なくとも受験に限った話で言えば、来年の2月に合格を勝ち取ることです。

もちろん6月の模試を無視してくださいと言うつもりは一切ございません。皆さんはセンター試験過去問演習講座ですでに一定の演習量を積み始めているはずです。その過程を重視してもらいたいのです。私にとって大事だったことは夏休みが始まる段階でその過程が本命校の過去問演習を開始するに足るかどうかです。

実際に私は5月末にはセンター試験の過去問10年分を解き切り6月はそこで浮き彫りになった弱点の補強に努めました。

最終的に、私が伝えたいことは高3生の皆さんのゴールはそろそろ視界に入ってもおかしくない時期です。そこでどこまで目の前のことに縛られすぎず、ゴールである2月までを俯瞰的に捉え逆算をし、これから進めていくことをストラテジックに考えられるかということです。

 

最後に、これは学年関係なく言えることですが、、、

夏休みまで三か月弱です。頑張るための準備・戦略はできていますか

ここで頑張るか、頑張らないかが今後の受験勉強を大きく左右するかもしれないです!

頑張っていきましょう!

 

明日のブログは私と同じく早稲田大学の鶴担任助手が担当します!お楽しみに!