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2020年 7月 9日 【大学・学部紹介】 早稲田大学 国際教養学部 -森永編ー

こんにちは!最近ハーブティーを飲むことにハマっている、担任助手1年の森永です。

今日から7月末まで、新宿エルタワー校の担任助手による、「担任助手が通う大学とその学部紹介」の連載をはじめます!

 

高校3年生は、受験勉強の合間の気晴らしに、

高校0・1・2年生は、大学が実際にどんなところなのか知るために読んでもよし、

興味のある大学の参考のために読んでもよし、です。

自由に読んでください。

 

興味のある大学ができたら、ぜひ自分で調べてみるのもいいと思います。

ほとんどの担任助手が記事を書くので、ぜひ毎日チェックしてみてください!

 

では、第一回は私、森永が書かせていただきます!

 

国際教養学部ってどんなところ?

私が通うのは早稲田大学 国際教養学部です。

学部の特徴を一言で表すならば、リベラルアーツカレッジとしての性格を持った学部、です。

 

リベラルアーツカレッジ(Liberal Arts College)とは、特にアメリカに多い大学の形態の一種です。

リベラルアーツの起源を話せば、古代ギリシアまでさかのぼることになりますが、

現代では一般的に、

「少人数指導の下で基礎的な教養を磨くとともに、多元的な視点、論理的思考を養うことに重点をおいた」教育

として扱われています。

いわゆるアメリカの総合大学=University が、

大学課程での学びをベースに、大学院で一つの分野について深い専門性を身に着ける場所、

となっているのと特に区別されます。

 

複数分野のことを互いに関連付けながら学ぶ、といえばわかりやすいでしょうか。

 

国際教養学部ではこのリベラルアーツ教育を実践して、多分野の科目の履修が必須となっています。

 

実際にやっていること

複数分野の科目の履修が必須と言ったように、

実際に私がいま取っている科目の一つは国際関係論が主題ですが、同時に、統計学の授業も受けています。

 

加えて言うと、国際教養学部の中の授業の多くでは、英語が共通語となっています。

日本語が第一言語の人間同士であっても、英語で会話するわけです。

 

ちなみに学部での授業は、レクチャー形式セミナー形式の二つに大別できます。

レクチャー形式は、教授が大人数のクラスに向かってほとんど一方的に話す形、

セミナー形式は、少人数のクラスで、教授と学生が双方向にコミュニケーションをしながら授業を進める形

といった感じです。

どちらにしろ英語の4技能をフルに使いますね笑。

あと当然、課題なども英語で書いて提出します。

 

随分カッコつけた学部だな、なんて印象を持たれそうですが、

国際教養学部には世界からの留学生も多く在籍しているので、

英語を共通言語にしないとそもそも授業が成り立たないのです。

 

 

 

学部の良い点・悪い点

 

まだ大学生活(現実には自宅でのオンライン授業三昧)を始めたばかりですが、

私が考える国際教養学部の良い点、悪い点を挙げてみます。

 

良い点は、

英語のスキル上達にはこの上ない環境(本人の努力は必須)

・日本国内にいながら、「留学」できる

ということです。

二番目の点は、

まるで留学しているかのように、いろいろなバックグラウンドをもつ人と話す機会があるので、

「日本」が、日本の”外”にいる人たちからどう見られがちなのかを知ることができます

(「日本人」対「外国人」という発想自体がそもそも日本的なので、

自分のアイデンティティを見直すことができる、と個人的には言いたいですが)。

 

悪い点は、

目的をもって行動しないと迷子になる

です。

自分が今何に興味があるのか。今やっていることを将来どう活かしたいのか・活かさないのか。

これらを常に考えていないと、自分がやっていることの意義が分からなくなりがちです。

どの学部であっても同様のことは言えるのかもしれませんが、

学部生一人一人が異なる分野を学んでいる分、自分の意志がとても大切であるように感じます。

 

以上、長々と書きましたが、

国際教養学部に興味がわいた方、英語が得意でそれを活かしたい方、などなど、ぜひ自分でも調べてみてください!

 

大学受験は中間目標に過ぎません!より広い視野をもって自分の将来を考えてみてください。

 

(引用:早稲田大学国際教養学部HP https://www.waseda.jp/fire/sils/about/overview/)